フォトフェイシャルの効果を詳しく解説！ハーブピーリングとの併用はできる？

シミやそばかす、肌のくすみなどの改善が期待できるフォトフェイシャルは、さまざまな肌悩みを持つ方におすすめの施術です。

フォトフェイシャルの施術効果をより高めるためには、その他のトリートメント施術との併用も検討しましょう。

この記事では、フォトフェイシャルがどのような施術かを詳しく紹介します。

フォトフェイシャルで期待できる効果やメリット、そしてより効果を高めるコツを解説するので、肌トラブルを短期間で解決したい方は、ぜひ参考にしてください。

フォトフェイシャルとは

フォトフェイシャルとは、シミやそばかす、肌のくすみを改善し、肌の若返りを目的にした光治療の一つです。

IPL（Intense Pulsed Light）と呼ばれる特殊なフラッシュライトを照射して、肌細胞を活性化させ、お肌の真皮層にある「コラーゲン」や「エラスチン」の増加を促してくれます。

フォトフェイシャルは、お顔全体に光を照射することで、肌が持つ本来の美しさを引き出すのが特徴です。

肌トラブルが少ない箇所は最小限の負担に抑え、トラブルのある箇所をターゲットにして、さまざまな角度から肌トラブルを改善に導いてくれます。

フォトフェイシャルの効果

フォトフェイシャルは、広範囲を一度にまとめてアプローチできる肌トリートメントです。

具体的には、次のような効果が期待できます。

フォトフェイシャルは、顔全体にあるシミやそばかす、赤ら顔、小ジワなど幅広い肌トラブルに効果を発揮します。

また、くすみを軽減する効果も期待できるため、肌のトーンアップにもおすすめです。

ここからは、フォトフェイシャルの施術で期待できる効果について詳しく紹介しましょう。

シミ、肝斑、そばかすの改善

フォトフェイシャルで照射する光・IPLは、シミやそばかすの原因である「メラニン色素」に吸収され、分解する働きがあります。

そのため、シミや肝斑、そばかすの改善に効果が期待できるのです。

IPLによって破壊されたメラニン色素は、照射後2〜3日で肌の表面に浮き上がり、古い角質や老廃物と一緒に剥がれ落ちていきます。

定期的にフォトフェイシャルの施術を受けることで、メラニン色素の生成を抑えられるため、シミやそばかすができにくい肌になるでしょう。

ただし、フォトフェイシャルは、レーザー治療のようにシミやそばかすが一気に取れる訳ではありません。

施術回数を重ねるたびにシミやそばかすが徐々に薄くなっていくと覚えておきましょう。

くすみやくまの改善

フォトフェイシャルの施術を受けることで、肌の細胞の働きが活性化され、コラーゲンの生成が促進されます。

光を照射する際に発生する熱エネルギーによって、皮膚の新陳代謝が改善され、肌全体のくすみや色むら、さらには色素沈着した茶ぐまの改善にも効果が期待できます。

もちろん、1回の施術でもくすみ抜けやトーンアップを実感できるものの、継続して施術を受けることで肌全体のトーンアップを感じられるはずです。

個人差はあるものの、4〜5回ほど施術を継続すると、透明感のある肌に近づくでしょう。

毛穴の引き締め

フォトフェイシャルは、皮脂の過剰分泌による「開き毛穴」や加齢による「たるみ毛穴」を引き締める効果も期待できます。

フォトフェイシャルのIPLは、コラーゲンを増やす働きもあるため、継続して施術を受けることで毛穴の開きを改善してくれるでしょう。

ただし、角栓の酸化が原因の「毛穴の黒ずみ」には効果を感じられないケースがほとんどです。

毛穴の黒ずみは、古い角栓や毛穴に詰まった皮脂汚れをきれいにするピーリングや角栓除去、毛穴を引き締める効果のあるイオン導入などが効果的といわれています。

たるみ、小ジワの改善　お肌の弾力アップ

年齢を重ねると、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどお肌を支える成分が減少してしまい、肌の弾力が失われてしまいます。

しかし、フォトフェイシャルの光を照射することで、肌細胞の働きを活性化させ、肌のターンオーバーを正常な状態にしてくれるのです。

継続して施術を受けることで、コラーゲンやヒアルロン酸の生成が促されるため、たるみや小ジワの改善、そして肌の弾力アップにも効果があります。

ふっくらとしたハリのある肌やキメの整った肌を目指せるため、高いアンチエイジング効果がある施術といえるでしょう。

ニキビやニキビ跡、赤ら顔の改善

フォトフェイシャルは、ニキビの原因となるアクネ菌から発生される「ポルフィリン」という成分を殺菌する働きがあります。

アクネ菌を撃退することで、慢性的にできるニキビの改善に効果が期待できるでしょう。

また、フォトフェイシャルは肌のターンオーバーを促す効果があるため、ニキビ跡の改善にもおすすめです。

ニキビ跡のなかでも「炎症後色素沈着」に効果的です。

ただし、凹凸のあるニキビ跡は、凹凸の深さによってはレーザー治療が必要な場合もあります。

さらに、フォトフェイシャルのIPLは、メラニン色素や毛細血管にも働きかける作用があるため、赤ら顔の改善にも効果を発揮します。

フォトフェイシャルを受けるメリット

フォトフェイシャルの施術を受けるメリットは、次の3つです。

それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。

さまざまな肌トラブルにアプローチできる

フォトフェイシャルは、IPLの数値を細かく設定できるため、さまざまな肌トラブルに対応できる施術です。

また、IPLだけでなく、LEDの波長も同時に放出できるため、さまざまな角度から肌トラブルにアプローチできます。

一度の施術でさまざまな美肌効果が期待でき、肌全体の底上げができるため、複数の肌トラブルを抱えている方におすすめの施術といえるでしょう。

肌への負担が少ない・ダウンタイムがほとんどない

フォトフェイシャルは、低出力で光を照射するため肌ダメージが少ないという特徴があります。

そのため、ダウンタイムがほとんどなく、施術後にガーゼや絆創膏を貼ったり、生活に制限があったりもしないため、気軽に施術を受けられるでしょう。

施術後すぐにメイクや洗顔をしても問題なく、施術当日のシャワーを浴びることもできます。

ただし、なかにはダウンタイムが出る方も存在するため、副反応やダウンタイムについてしっかりと理解しておかなければなりません。

フォトフェイシャルによるリスクと副反応については、記事の後半で詳しく紹介します。

肌トリートメントと併用することでより高い美肌効果が期待できる

フォトフェイシャルは、比較的制約が少ない施術のため、他の肌トリートメントメニューと併用できる点も大きなメリットです。

複数の施術を組み合わせることで、より高い美肌効果が期待できるでしょう。

フォトフェイシャルの効果を高めるコツ

さまざまな美肌効果があるフォトフェイシャルですが、次のポイントを押さえることで、より高い効果が期待できます。

ここからは、それぞれのコツについて詳しくみていきましょう。

施術後に保湿ケア・紫外線ケアを念入りに行う

フォトフェイシャルは、ダウンタイムが短い施術ではあるものの、施術後のお肌は思っている以上に敏感な状態です。

施術後の過ごし方によっては、肌の状態が施術前よりも悪化する恐れもあります。

そこで大切になってくるのが、施術後のスキンケア方法です。

施術後のお肌はとても乾燥した状態になっています。

施術当日はもちろん、施術後1週間程度はいつもよりも入念なスキンケアを心がけましょう。

保湿タイプの化粧水で十分に肌を潤したあとに、乳液や美容液、クリームを塗るなどして、しっかりと保湿ケアをしてください。

さらに、保湿ケアだけでなく、紫外線ケアも大切です。

フォトフェイシャルの施術後は、一時的に肌のバリア機能が低下しているため、普段以上に紫外線の影響を受けやすい状態となっています。

万が一、シミがあった部分に紫外線が当たってしまうと、シミが濃くなってしまうケースも考えられます。

肌に優しいタイプの日焼け止めを塗ったり、日傘を使ったりなどの紫外線対策を取っていきましょう。

ピーリングを併用する

さまざまな美容効果が期待できるフォトフェイシャルは、制約も少ないため、さまざまな肌トリートメントの施術を組み合わせられるのが大きなメリットとお伝えしました。

なかでも、フォトフェイシャルと特に相性がよく、おすすめなのが「ピーリング施術」です。

ピーリングとは、古くなった角質を取り除いて、お肌のターンオーバーを促進するスキンケアです。

フォトフェイシャルとピーリング施術を交互に受けることで、2つの施術の相乗効果によって美肌効果を最大限に感じられるでしょう。

ピーリング施術には、さまざまなタイプが存在するものの、大きく次の2タイプに分類されます。

	使用する薬剤	特徴	肌への負担
ハーブピーリング	ハーブや海藻などの天然由来成分	ハーブやミネラルなどの有効成分を肌に浸透させて、肌のターンオーバーを活性化させる	少ない
ケミカルピーリング	酸性の薬剤	酸性の薬剤を塗って、肌表面の古い角質を取り除く 肌の角質を強制的に剥離するため、皮膚が薄くなってしまう	大きい

ハーブピーリングとは、ハーブや海藻などの天然由来の成分を使用して肌のターンオーバーを促すピーリングです。

肌の奥深くにある真皮層までハーブやミネラル成分を浸透させて肌細胞を刺激し、それによって肌のターンオーバーが促進されます。

肌の表面を無理やり剥がすことがないため、肌への負担や痛み、ダウンタイムが少ないピーリングとして注目されています。

安全性も高く、肌がデリケートな方でも試しやすい施術といえるでしょう。

一方で、ケミカルピーリングは、サリチル酸やグリコール酸のような酸性の薬剤で肌表面にある古い角質を溶かすことで、強制的に肌のターンオーバーを促すピーリング方法です。

肌に少なからずダメージが及ぶため、施術中にピリピリとした痛みを感じることがあります。

肌の赤みやピリツキ、乾燥、色素沈着などのダウンタイムが発生するリスクも高いため、肌がデリケートな方や刺激の強い肌トリートメントに抵抗がある方にはおすすめできません。

フォトフェイシャルと併用して美容効果を感じたい方は、肌への負担が少ないハーブピーリングと組み合わせてみましょう。

フォトフェイシャルとハーブピーリングを併用する際の注意点

フォトフェイシャルとハーブピーリングを併用するときに注意すべきポイントは、次のとおりです。

それぞれの注意点について詳しく紹介しましょう。

同時施術はできない

フォトフェイシャルとハーブピーリングを組み合わせて施術を受ける場合、同時施術はできません。

2つの施術を一度にまとめてしまうと、肌への負担や刺激が大きくかかってしまうため注意が必要です。

肌の負担を減らすためにも、どちらかの施術を受けてから3〜4週間空ける必要があります。

効果を感じたいなら複数回の施術が必要

フォトフェイシャルやハーブピーリングは、1回の施術でも効果を感じられますが、複数回継続して通うことで効果を実感できる施術です。

理想とされる頻度や回数は、次のとおりです。

	フォトフェイシャル	ハーブピーリング
頻度	3週間から4週間に1度のサイクル	目的や肌質、肌の状態によって頻度や回数が異なる
回数	5回以上

上記のフォトフェイシャルの施術頻度や回数はあくまでも目安であり、お客様の肌の状態によって大きく変動します。

特に、ハーブピーリングは、ニキビや赤ら肌を改善したいのか、アンチエイジングとして施術を受けるのかなど、施術する目的や施術時の肌の状態によって頻度や必要な回数が大きく異なってくるため、注意が必要です。

具体的な施術回数を知りたい場合は、サロンでのカウンセリングを受けてください。

エクレットは、30分間の無料カウンセリングサービスを提供しています。

お客様のお肌の状態や肌悩みをヒアリングし、最適な施術回数や光の照射レベルを提案していますので、お気軽にご相談ください。

それぞれの施術の特徴やリスク、副作用を理解すべき

フォトフェイシャルとハーブピーリングの施術を受ける際、それぞれの施術の特徴やダウンタイムの有無、起こり得る症状をしっかりと理解しておきましょう。

	フォトフェイシャル	ハーブピーリング
得意とする肌トラブル	シミ、そばかす、赤ら肌、リフトアップなど	ニキビ、ニキビ跡、肌のざらつき、ハリツヤ、毛穴の黒ずみなど
効果を感じにくい肌トラブル	ニキビ、ハリツヤ、黒ずみ毛穴	シミ
ダウンタイムの有無	ほとんどなし	あり
ダウンタイムの症状	・ヒリヒリした痛み・赤みや腫れ・かさぶた・水ぶくれ	・腫れ・赤み・肌表面の剥離
ダウンタイム期間	施術直後から7日間	施術直後から7日間（2〜3日目に剥離あり）
施術後の注意点	日焼け	汗
メイク	施術直後からOK	施術後2日間は、ファンデーションの使用を避けるべき

どちらの施術も、肌への刺激はマイルドではあるものの、ダウンタイムが起こり得る施術です。

痛みや赤み、ほてりなどの症状が出た場合は、患部を冷やして様子をみてください。

その他、肌に何かしらの症状が出た場合は、なるべく早いタイミングで皮膚科医に相談しましょう。

さいごに

フォトフェイシャルは、お肌への負担を抑えながら、さまざまな美容効果が期待できる施術として人気があります。

エクレットでは、新潟県内でもとても珍しい特別なフォトフェイシャル機器を導入しています。

お肌の状態を改善する機能に特化していて、特にシミやしわ対策におすすめです。

また、フォトフェイシャルの効果をより高めるためには、ハーブピーリングを組み合わせたスペシャルケアがおすすめです。

肌質改善をしたいとお考えの方はぜひ一度、エクレットまでお気軽にご相談ください！